がんかもしれない。どうしたら良いでしょうか?

がんかもしれない。どうしたら良いでしょうか?

なぜそう思うのでしょうか?症状でしょうか?検査結果でしょうか?
その不安な気持ちはどこからきているのでしょう。お話を伺いながら、一緒によい方法を考えてみましょう。

先生とうまく話ができません。

限られた時間の中で先生と上手に話をするためには、メモを活用するなどして、しっかりと準備をしてから望んだほうがよいでしょう。先生と何を話したいのか、落ち着いた環境の中で、まず自分自身で考えてみましょう。
また、一人では緊張してしまう方もたくさんいらっしゃいます。
どなたかに同席してもらうのもよいでしょう。説明された内容は記録をとるとよいでしょう。
ご自分の身体を預ける大事な先生です。自分の思いを我慢せずにきちんと伝え、良好なコミュニケーションを取りながら勧めていくことが大切です。

セカンドオピニオンを紹介して欲しい。

担当の先生から十分に説明は聞いていますか?
担当医からきちんと話を聞き、ご自分の状態を理解された上で、別の医師の意見を聞いてみたいと思われる方には、ご紹介させていただきます。セカンドオピニオンでは、担当医からの紹介状と今までの検査結果を持参していただき、それに基づき、診断や治療方法について別の医師の意見を聞くものです。
そのまま転院することはできません。保険は効かないため、実費で10,000~30,000円程度かかります。

同じ立場の人と話がしたい。(患者会・家族会)

同じ経験をされている方の話を聞いたり、自分の気持ちを聞いてもらうことはとても心強く感じられることでしょう。県内でも様々な患者会や患者サロンなどが活動しています。このホームページの中(上部のオレンジ色のボタン)に『がん患者会・サロン ネットワークみやぎ』の情報も掲載していますので、ご覧ください。また、『がん情報みやぎ』というサイトの中でも患者会・患者サロンご紹介しています。

緩和ケアを勧められたが……

緩和ケアとは、患者さんの苦痛を取り除くための全ての治療のことです。
身体的な症状だけでなく、心の問題も相談することが出来ます。
患者さんにとってどんなことが苦痛なのかに目を向け、それらを少しでも取り除けるよう、ご家族やスタッフみんなで患者さんを支えていくことが、緩和ケアの考え方です。
治療法が無くなってしまった人だけが受けるものではなく、治療をしながら緩和ケアは受けられます。
自分が緩和ケアを受けたいと思ったら、まず主治医に相談してみましょう。

このページの上部へ戻る